人間の手で壊した自然環境は、人間の手できちんと修復する。
これもフルッタフルッタの大切なテーマです。
トメアスでは、アグロフォレストリーによりおよそ7,000haの荒廃地が再生されています。
これは東京ドーム1500個分に相当し、年間45,000tのCO2を吸収するとされています。(自社調べ)
そこでフルッタフルッタでは、トメアスのアグロフォレストリーで
生産される原料にCO2削減量をひも付け、原料を使用した商品に
CO2削減量を表記する"見える化"に取り組んでいます。
環境省による「エコ・アクションポイント」についてはこちら
トメアスの周辺には開発されて荒廃地化した土地がたくさんあります。
アマゾンの土壌は薄く、伐採してしまうと栄養素が流れて食物が育ちにくくなります。
トメアスのアグロフォレストリーはコショウの栽培からはじまります。 コショウは病気に弱いので、 10年以内に枯れることを見越して間に野菜や果樹や樹木の苗を植えていきます。
コショウが枯れ、果樹が実をつけます。最も作物の種類が多く生産量が多い時期で、また最も二酸化炭素の吸収量が多いときとされています。
高木は葉を生い茂らせ、低木は高木の下で育ち、共存した自然な生態系が完成します。
『森』ができあがると果樹の生産量は落ち、後は材木として価値を得るまで育てられます。
トメアスのアグロフォレストリーでは、フルッタフルッタの アマゾンフルーツを始め、コショウなどの香辛料や、 ゴム、マホガニーなどの資源を生産します。 多種多様な植物を供給することで自然の多様性を 保護し、持続的な農業を可能にします。
フルッタフルッタでは、アグロフォレストリーの『多様性』を生かしたマーケティング活動を行っています。 経済活動を発展させるにつれアグロフォレストリーに利益を還元し『森』の再生に貢献していきます。このように経済と環境を両立するビジネスモデルはグリーンエコノミーと呼ばれており、アグロフォレストリーは実践例として注目されています。人間の手で壊した自然環境は、人間の手できちんと修復する。これもフルッタフルッタの大切なテーマの一つであり、アグロフォレストリーは、「ヒトに健康」と「地球環境」にプラスとなる、エシカルな農法なのです。